園芸用にも人気があり、多くの品種があります。 葉が密に茂り、強い刈り込みにも耐えるので、生垣にも向いています。 私が育てているのは左の写真の「サニー・フォスター」という品種です。
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科名・属名 |
モチノキ科モチノキ属 |
花期 |
4~5月 |
学名 |
Ilex
aquifolium |
植え場所 |
日当たりのよい場所~ |
和名 |
セイヨウヒイラギ |
株間 |
1 ~2 m |
別名 |
クリスマスホーリー |
耐寒性
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あり (極寒地では鉢植えで育てて冬は室内に取り込んだほうが安全) |
分類 |
常緑小高木 |
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原産地 |
地中海~西アジア |
耐陰性 |
あり |
病害虫 |
黒紋病、すす病、カイガラムシの被害が見られることがある。 |
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用途
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鉢植え、庭植え |
栽培の難易度 |
易 |
樹高 |
2 ~6 m |
私のおすすめ度 |
★★★★ |
ヨーロッパで古くから聖木とされていたセイヨウヒイラギですが、これは別名イングリッシュホーリーの名前でも知られており、地中海~西アジア原産です。仲間の種類として、アメリカヒイラギ(別名:アメリカンホーリー/原産地アメリカ)やヒイラギモチ(別名:チャイニーズホーリー/原産地:中国)があります。 節分のときに鬼払いとして門戸に飾るヒイラギとよく似ていますが、ヒイラギはモクセイ科モクセイ属で、このセイヨウヒイラギ(モチノキ科モチノキ属)とは全く別の植物です。
庭植えのほか、鉢植えにも適しており、クリスマスのおしゃれな寄せ植えなども素敵です。
樹高は2m ~ 6mくらいです。 |
日当たりから午前中だけ日の当たるような場所が適しています。植えつけの適期は4月から5月中旬または9月から10月上旬です。庭植えの場合は腐葉土を混ぜ込み、乾燥防止にピートモスなどでマルチングします。鉢植えは赤玉土7、腐葉土3の割合で植えるのがよいです。 剪定 7月と12月に行いますが、強い刈り込みに耐えるので、樹高や樹形のコントロールは容易です。雌株の実を楽しみたい場合は、強く剪定してしまうと結実が少なくなってしまうので注意が必要です。実を楽しみたい場合は剪定時期も重要で、花後の7月の剪定は避けて10月~11月に邪魔な枝だけ切る程度の軽い剪定を行います。
種まき、挿し木で増やせます。挿し木は容易で適期は6月下旬~8月上旬に、勢いのある若い枝を挿すとよいでしょう。
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あまり見られませんが、黒紋病、すす病、ガイガラムシの被害がある場合があります。
成長はゆるやかですが、4年目を過ぎたころから成長の速度が少し早くなってきました。放っておくとそれなりに伸びるので、毎年剪定して高さ調整しています。 我が家では病害虫も特に見ないので、管理は楽です。
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我が家のセイヨウヒイラギの「サニー・フォスター」という品種です。一般的なセイヨウヒイラギよりも葉の色が一段と輝いて見える美しい品種です。 葉は下のほうから ぎっしり茂っているので、生垣に向いています。 |
2年目の5月のサニー・フォスターです。 1年間でずいぶん成長しました。 |
3年目5月のサニー・フォスター
5月が一番葉っぱがきれいなので、ついつい5月の写真ばかりが残ってしまいます。
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4年目5月のサニー・フォスター
4年目に入るとぐんと急成長しました。 その後の写真がないのですが、15年くらい経った今では1階の高さで樹高をコントロールするため、毎年剪定をしています。
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新芽の季節は黄金色の葉がきれいなサニー・フォスターですが、新芽以外の葉は普通のセイヨウヒイラギと同じような色をしています。
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